有機野菜と無農薬野菜について

野菜セットを注文する上で、有機野菜や無農薬野菜について知っておくとより一層食材に安心感がもてますし、違いを楽しむことができます。

実際に食べてみると、味や香りの違いは間違いなく感じることができると思いますが、規格や認定の制度があることも知っておくとよいのではないでしょうか。

でもやっぱり一番違いを感じることができるのは、実際に野菜セットを取り寄せてみることですけどね!

■有機野菜■
有機野菜とは、土壌の段階から、堆肥等で耕した土地に作付けして育った野菜の事です。

このような畑で、禁止されている農薬や化学肥料を使わずに作られた野菜などは、「有機農産物」として認められます。

有機農産物認定(有機JAS規格)として認められるには、次の条件を満たしていなければなりません。

*野菜を栽培する場合、植え付けや種まきの前二年以上、禁止されている農薬や化学肥料を用いない畑である事。

 

このような畑で作られた野菜は、「有機JASマーク」を貼付して売る事が出来ます。

「オーガニック野菜」と呼ばれる類も、これに属します。

 

そして、無農薬野菜ですが〔特別栽培農産物〕と言われる物に仕分けされ、これには他にも次のような物があります。

 

■無農薬野菜■

無農薬栽培農産物と称されることがあります。

これは、一定の栽培中に農薬を使わずに育てられた野菜の事です。

しかし、以前に農薬などを散布して畑にそれらが残留していたとしても、

今期に使用しないで栽培したとすればそれは無農薬野菜として分類されます。

 

■減農薬野菜■

有機野菜と無農薬野菜の他に、減農薬野菜というものも有ります。

これは、農薬を今まで使用していた物より半分以上減らして栽培された野菜を示します。

元々の使用量によっては、減らしたところで農薬の濃度が低いとは言えないと思います。

■無化学肥料農産物■
その名の通り、化学肥料を用いずに作られた物です。

■減農薬栽培農産物■

確定地域で用いられている農薬の回数が約半分以下で作られた物です。
しかし、厳密にはこのような表記はしてはならないとガイドラインには載ってるのですが

今でも平然と表記している所を多々見掛けます。

新しくなったJASのガイドラインでは、「無農薬野菜」という表記でさえ、消費者の誤解を招くと記されてます。

 

現に私も「無農薬なら農薬を全く使ってないって事よね?」と思っていた程です。

そうイメージさせるような表記や絵も禁止されるようになりました。

従ってJASマークの付いた野菜は、安心して購入出来ると言えるでしょう

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2012年5月7日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:野菜セット

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