美味しい干し野菜

昨年の東日本大震災で、改めて防災に対する意識が高まりました。
災害は自然の中で起こることなので、私たち人間の手ではどうしようもありませんが、災害に備えることはできます。
家の中に最低3日分の水と食料を常備しておくのが基本となりますが、食料のほとんどがインスタント食品や乾パンだったりしますよね。
例え3日分とはいえ、それだけでは栄養が偏ったり、便秘がちになったりしてしまいます。

そんな時に手軽に食べられる美味しい野菜の保存食があったら嬉しいですよね。

野菜はちょっとの工夫で保存食になります。その中でも、『干し野菜』は簡単に作れる保存食です。
切った野菜を日当たりと風通しの良いところで干す、それだけです。

今でこそ少なくなりましたが、田舎のおばあちゃんが作っていませんでしたか?縁側に新聞紙を広げて、ザルに切った野菜を並べて・・・。
大根やサツマイモ、かぼちゃ、人参、捨ててしまう事が多い大根の葉も干せるんですよ。

野菜を干すことで、元々の栄養素が減ってしまう事もありますが、水分が抜けることで食物繊維が豊富になり、味がよく染みておいしくなります。
野菜本来の甘みがギュッと凝縮されるので、元から甘い人参やサツマイモなんかはそのままおやつ感覚で食べてもおいしいですよ。お通じもよくなります。

天日干しアイテムとしては、3段くらいの箱型ネットが人気の様です。
埃や虫から野菜を守り、物干し竿に吊るすことができるので、マンションやアパートなどの限られたスペースでも天日干しができます。

ただ、干し物は湿気に弱いため、天気の悪い日や梅雨の時期には向いていません。すぐにカビてしまいます。
空気がカラッと乾燥した時期が、美味しい干し野菜をつくるベストシーズンです。

毎日の食事にも活かせる美味しい野菜の保存食。もしもの時にも、ぜひ常備しておきたいですね

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2012年5月19日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:美味しい野菜

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